Northern Territory Government Creating Opportunities for Resource Exploration

ウラン

ノーザンテリトリーにおけるウラン生産の歴史は長く、間断なく続いてきました。現時点で、ノーザンテリトリーのウラン資源量はU3O8として0.3Mt以上と推定されています。

現在ノーザンテリトリーで操業中のウラン鉱山はRangerウラン鉱山一カ所だけですが、同鉱山の年間生産量は5,200t U3O8 に上ります。Ranger鉱山はPine Creek Orogenに位置し、Cahill地層下部と下位始生代Nanambu複合体との構造的接触付近にあるワールドクラスのウラン鉱床です。RangerのJORC鉱石埋蔵量は27.69Mt(0.14% U3O8)、鉱物資源量は127Mt(0.09% U3O8)とされています。鉱山寿命はRanger 3深部鉱床の発見によって延長されることが考えられます。同鉱床のJORC資源量は10Mt(0.34% U3O 8 )、U3O8にして34,000tと推定されています。近隣のJabiluka鉱床はJORC資源量15.44Mt(0.48% U3O8)です。

RangerとJabilukaは不整合性ウラン鉱地であるAlligator Riversウラン鉱地帯の一部を構成していますが、同地帯には大小さまざまのウラン鉱床が存在しており、含有U3O8量にして数トンから100,000tまで、品質も0.2~2% U3O8とばらつきがあります。これらの鉱床は主に古原生代Cahill基底層内の地殻化岩石接触部に見られ、特に大規模なものは、上層Kombolgie副群(マッカーサー盆地基底)との不整合に近い新始生代基盤岩との地殻化接触部付近に存在しています。この地帯の大鉱床が、これまでのウラン生産の96%、ノーザンテリトリーの調査済みのウラン埋蔵量の95%を占めています。これらの鉱床には、ウランの他にも経済性のある量の金、プラチナ、パラジウム等が含まれている可能性があります。Pine Creek Orogenにはその他にも、規模は小さいながら局所的に高品位の脈状型や基盤岩胚胎ウラン鉱床がSouth Alligator、Rum Jungle、およびHayes Creekウラン鉱区に存在しています。

ノーザンテリトリー内のAlligator Riversウラン鉱地帯以外のウラン鉱床には、オーストラリア中央部のNgaliaやアマデウス盆地の古生代堆積岩における砂岩型鉱床があります。この種類の鉱床には、アマデウス盆地のロールフロント型Angela鉱床(10.7Mt(0.13% U3O8)、13,980t U3O8相当)や、Ngalia盆地の層状Bigrlyi鉱床(7.5Mt(0.13% U3O8および0.12% V2O5)、9,600t U3O8相当)があります。Ngalia盆地地方では最近、新生代の古河川に胚胎するウランが見つかっており、オーストラリア中央部における重要な探査目標となる可能性があります。

Westmoreland-Murphy type depositsは、主に南マッカーサー盆地基底部Murphy内座層北辺部の礫岩、砂岩、 および苦鉄質ないし珪長質火山岩に見られます。Murphy内座層ではその他にもマッカーサー盆地との不整合下位に小規模な鉱床が存在しており、上記のグループにまとめられています。これらは砂岩胚胎、脈状型、不整合関連の鉱床と共通点があり、さまざまな地質学的状況における異岩石接触部付近の酸化還元境界に関連づけられています。そのうち最大のWestmoreland鉱床は、近隣のクイーンズランド州管内地方と同様、Westmoreland複合体内に準水平・準垂直鉱物化レンズとして存在しており、変質した準垂直粗粒玄武岩岩脈に隣接しています。

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Last updated: 26 Sep 2019