Northern Territory Government Creating Opportunities for Resource Exploration

探査構想

CORE(資源探査機会創出)計画は、新たな鉱物・石油資源の探査・発見・開発を促進するノーザンテリトリー政府の政策です。

4年間に2380万豪ドルを支出する同計画はノーザンテリトリー政府の2014/15年度予算に盛り込まれました。これはこれまでのCORE計画(2013年に開始された年額395万ドルの計画)を継承し、さらにノーザンテリトリーの陸上シェールガス資源の可能性を探るために2014年から2018年まで年額200万豪ドルを上乗せしています。

CORE計画にはノーザンテリトリー地質調査局(NTGS)が中心となって行う競争的性格を有する以前の地球科学データ収集、シェールガス資源可能性探査や地域大の協調的評価を促進、さらにノーザンテリトリー内資源プロジェクトへの投資誘致政策、高リスク探査計画に対する企業助成なども含まれます。

CORE計画の主な内容

地域的地球科学計画(年間325万豪ドル)

CORE計画に基づき、ノーザンテリトリー地質調査局(NTGS)は、ノーザンテリトリーの非在来型石油資源や大規模ベースメタル存在可能性を有する陸上堆積盆地における新世代資源の発見を促進することに注力しています。その努力には、有望個所のマッピングおよび3Dモデリングや、シェール有望個所の詳細な分析が含まれます。予算のうち年間200万ドルは陸上炭化水素資源の評価目的に定められています。NTGSは、基盤岩の地質学的経歴や鉱物存在可能性を理解するための努力も続けています。地域的地球科学計画の概要は以下に記載されています。

マッカーサー盆地3Dモデリングおよび資源評価

同計画における主要な焦点は、拡大マッカーサー盆地(マッカーサー盆地周縁部と、Birrindudu盆地およびTomkinson盆地まで伸びる地下拡張地帯を含む)に当てられます。同盆地全域の層序相関関係を解明するために、主要層序間隙の一貫性のある調査が行われます。さらに、NTGSは拡大マッカーサー盆地全域の重力、磁力および放射測定データをもれなく収集します。これらのデータと岩石特性データベース、構造解析、HyLoggerTM データおよび民間企業が収集した弾性波データを総合し、盆地全域についてリアルタイムでアップデートできる三次元モデルとします。詳細で一貫性のあるブラックシェール・ユニットの分析結果が、非在来型石油資源可能性評価および地域的銅・亜鉛可能性評価と照合されます。シェール評価は、有望視されているマッカーサー群とRoper群に特に注目して行われます。

アマデウス盆地マッピングおよび資源評価

オーストラリア中央部のアマデウス盆地でNTGSが注力するのは、盆地全域における新原生代層序相関関係の詳細な解明と主要地域の10万分の一マッピングです。これらと盆地構成・局所構造の研究を照らし合わせて、同盆地にどれだけの銅、亜鉛、石油存在可能性があるかを探ります。

アルンタ地方マッピングおよび銅鉱床システム調査

CORE計画の一部である基底地球科学プログラムは、オーストラリア中央部のアルンタ地方における未発見資源に注目する継続的プログラムです。同地方は銅や多金属鉱床が豊富に存在するオーストラリア有数の未調査地方として最近注目されています。CORE計画によりJervoisとJinkaで10万分の一地球科学マッピングが始められ、同時にJervois鉱床にて銅資源システムの調査が開始、同調査は順次アルンタ地方の他の鉱床にも対象を拡大していきます。これにより、同地方の複雑な局所構造や鉱物化形態の理解が進み、将来性ある同地方の今後の探査活動を促進・支援することになります。

アーネム地域およびマッカーサー盆地基底

マッカーサー盆地とイースト・アーネムランドの基底部については未だにほとんど分かっていません。CORE計画の下でNTGSは同地方のArnhem地域を初めて10万分の一縮尺でマッピングし、資源可能性を調査します。この計画はCORE計画期間中、マッカーサー盆地を構成するMurphy地域やウエスト・アーネムランドの基底部における同様の計画に継承されていく予定です。

地球物理学および試掘助成(年間75万豪ドル)

CORE計画の一つの大きな柱は民間企業助成制度です。この制度は、これまでほとんど調査が為されず、地質学的情報が乏しい場所で鉱物や石油の探査を行う企業にはその費用の50%まで(10万豪ドル以内)を援助するというものです。さらなる探査を促進するために、プロジェクト終了後6ヶ月経過すると、得られた情報が公開されます。この制度により、ノーザンテリトリーの未調査地域における試掘や地球物理学調査が促進されるだけでなく、あらたな探査投資誘致の効果も期待されています。

地球物理学および試掘助成制度についての詳細や、これまでに助成を受けたプロジェクト、申請方法等の情報は、以下のウェブサイトで入手できます。 www.minerals.nt.gov.au/collaborations(英語)

投資誘致(年間30万豪ドル)

CORE計画の一環として、ノーザンテリトリー政府鉱山エネルギー省(DME)は、鉱物・石油資源探査およびノーザンテリトリーの新興資源プロジェクトへの投資誘致のため、戦略的アプローチを刷新しました。そのうちの一つ、ノーザンテリトリーを投資好適地として国内的・国際的に売り込む方策として、毎年三月にアリススプリングスにおいて定例地球科学・探査セミナー(AGES)を開催しています。刷新された鉱物・石油資源探査投資誘致戦略の下で、DME では特に中国、日本、韓国といった重点市場にターゲットを絞ったノーザンテリトリー資源プロジェクトへの投資誘致活動を展開しています。その一環として、有望な投資家と適当なプロジェクトとのマッチングや、地元企業代表らが有望投資家やオフテイク契約締結可能相手と会合する機会を提供するための東アジア歴訪使節団派遣が行われます。DMEは域内各国政府機関、業界団体、大手投資家等との関係構築を通じて、ノーザンテリトリーの知名度向上と、資源投資目的地としての売り込みに努めています。

ノーザンテリトリーの鉱物・石油資源探査・開発プロジェクトへの投資機会に関する情報に今すぐアクセスするには、ここをクリックして下さい。

地球科学データ配布機能向上(年間165万豪ドル)

CORE計画では、鉱物・石油資源探査業界への情報データ配布機能を絶えず向上させていくことも盛り込まれています。2014年にはNTGSのオンライン報告書配布システムGEMISが運用開始されました。ダウンロード可能な報告書の充実が優先事項となっており、公開されている鉱物探査報告書やNTGS出版物、油井完成報告書などが順次追加されています。また、NTGSは試掘ボーリング・地球化学データの管理と配布機能向上や、石油資源報告書やデータへのオンラインアクセス向上にも力を入れています。

Last updated: 08 Feb 2017